欧米では、結婚式にその記念日にちなんだ品を夫婦で贈りあう習慣があります。1年目の紙婚式から75年目のダイヤモンド婚まで、名称は国や地域で異なりますが、共通しているのは柔かいものから堅固なものへ、価値あるものへと移っていることです。これは、夫婦の関係を象徴しています。
夫婦としての絆より「家」を重視した日本では、結婚記念日を祝うという感覚はなかなかうまれませんでした。現在でも、銀婚式や金婚式などで、記念の旅行をしたり、子供や孫が宴を開いてくれることは多いと思いますが、二人で祝う方は少ないかもしれません。
夫婦は家族の第一歩です。年に1回、お互いに感謝しつつ、夫婦というものを考えてみてはいかがでしょう。銀婚式、金婚式などは、ぜひ子供たちからもお祝いのプレゼントをしましょう。
大きな節目となる「金婚式」「銀婚式」。この日は家族で祝宴を開いたり、子供たちが夫婦二人の旅行や、コンサートのチケットをプレゼントをするなど、夫婦の趣味に合わせて工夫しましょう。
結婚記念日を工夫すればきっと素適な日となることでしょう。